請求書・見積書作成ツール おすすめ5選|個人事業主・小規模チーム向けに徹底比較

請求書・見積書作成ツール おすすめ5選

請求書・見積書作成、どのツールを選べばいい?

個人事業主としてビジネスを始めたばかりの方、小さなチームを運営している方から、こんな声をよく聞きます。

「請求書をExcelで作っているけど、もっと効率的にできないかな…」
「見積書を作るたびにフォーマットを探すのが面倒」
「請求書の送付や入金管理がバラバラで把握しづらい」

請求書や見積書の作成は、ビジネスを続ける上で欠かせない業務です。でも、毎回手作業で作成していると時間がかかりますし、計算ミスや送付漏れのリスクも高まります。

そんな悩みを解決してくれるのが、請求書・見積書作成ツールです。テンプレートを使って数分で書類を作成でき、送付や入金管理まで一括で行えます。

この記事では、個人事業主や小規模チームに特におすすめの請求書・見積書作成ツール5つを徹底比較します。それぞれの特徴や料金、向いている人をわかりやすく解説するので、あなたに合ったツールがきっと見つかるはずです。

比較の前提と選定基準

今回の比較では、以下の観点を重視して評価しています。

重視した5つの軸

  • 料金とコストパフォーマンス:無料プランの有無、有料プランの価格帯、機能と料金のバランス
  • 使いやすさ:初めてでも迷わず使えるか、直感的な操作性があるか
  • 機能の充実度:請求書・見積書以外にどんな書類が作れるか、入金管理や売上レポートなどの付加機能はあるか
  • 会計ソフト連携:確定申告や経理業務を効率化できる連携機能があるか
  • サポート体制:困ったときにすぐ相談できるか、日本語対応はあるか

これらの基準をもとに、実際に多くの個人事業主や小規模チームに選ばれているツールを5つ厳選しました。

比較一覧表

まずは5つのツールの基本スペックを一覧で確認しましょう。

ツール名 無料プラン 有料プラン料金(月額) 主な機能 会計ソフト連携
Misoca ◯(月10件まで) 880円〜 請求書・見積書・納品書作成、郵送代行、入金管理 ◯(弥生会計)
freee請求書 1,980円〜 請求書・見積書・納品書作成、入金管理、売上レポート ◯(freee会計)
ジョブカン見積/請求書 × 500円〜 見積書・請求書作成、承認フロー、ステータス管理 ◯(主要会計ソフト)
Zoho Invoice ◯(月5顧客まで) 1,440円〜 請求書・見積書作成、多通貨対応、時間追跡 ◯(Zoho Books)
e-メイサイプロ △(トライアル) 3,300円〜 請求書の受取・管理、電子帳簿保存法対応 ◯(主要会計ソフト)

各ツールの詳細解説

1. Misoca(ミソカ)|弥生が運営する定番ツール

Misocaは、会計ソフト大手の弥生株式会社が提供する請求書作成サービスです。シンプルで使いやすく、個人事業主に特に人気があります。

こんな人におすすめ

  • 初めて請求書作成ツールを使う人
  • 月の請求書発行数が少ない個人事業主
  • 弥生会計を使っている、または使う予定がある人

料金プラン

  • 無料プラン:月10件まで請求書作成可能(基本機能はすべて利用可)
  • プラン15:月額880円(税込)、月15件まで
  • プラン100:月額3,300円(税込)、月100件まで
  • プラン1000:月額11,000円(税込)、月1000件まで

メリット

  • 無料プランでも基本機能がすべて使える
  • 見積書から納品書、請求書への変換がワンクリックで完了
  • 郵送代行サービスがあり、ボタン一つで郵送できる(1通220円)
  • 弥生会計との連携でデータを自動取り込み

注意点・デメリット

  • 無料プランは月10件までなので、請求が多い場合は有料プランが必要
  • スマホアプリの機能がやや限定的

2. freee請求書|会計ソフトとの連携が強力

freee請求書は、クラウド会計ソフト「freee会計」と同じ会社が提供する請求書作成ツールです。会計業務全体を効率化したい人に最適です。

こんな人におすすめ

  • freee会計を使っている、または使う予定がある人
  • 請求書作成だけでなく、経理全般を効率化したい人
  • 売上レポートやキャッシュフロー管理も一緒に行いたい人

料金プラン

  • 無料プラン:請求書作成は無制限(一部機能に制限あり)
  • スターター:月額1,980円(税込)〜
  • スタンダード:月額3,980円(税込)〜

メリット

  • 無料プランでも請求書作成は無制限
  • freee会計との連携で売上データが自動で会計処理される
  • 売掛金の自動消込機能があり、入金管理が楽
  • 銀行口座やクレジットカードとも連携可能

注意点・デメリット

  • 無料プランでは郵送代行やメール送信機能が使えない
  • freee会計と合わせて使うと月額料金が高くなる

3. ジョブカン見積/請求書|承認フローが必要なチームに

ジョブカン見積/請求書は、勤怠管理などで知られるジョブカンシリーズの請求書作成ツールです。複数人で使う場合の承認フローに強みがあります。

こんな人におすすめ

  • 小規模チームで請求書を複数人で管理したい人
  • 見積書や請求書の承認フローを組みたい人
  • スマホやタブレットからも請求書を作成したい人

料金プラン

  • 無料プランなし
  • ベーシック:1ユーザーあたり月額500円(税込)
  • プロフェッショナル:1ユーザーあたり月額1,000円(税込)

メリット

  • 紙に書き込むような感覚で直感的に操作できる
  • 承認ワークフローを構築でき、対応漏れを防げる
  • 取引先ごとの入金データや請求金額を自動集計
  • スマホ・タブレット専用アプリが使いやすい

注意点・デメリット

  • 無料プランがない
  • 個人事業主で1人で使う場合はやや機能過多かも

4. Zoho Invoice|海外取引が多い人に最適

Zoho Invoiceは、インドのZoho社が提供するグローバルな請求書作成ツールです。多通貨対応や多言語対応が特徴です。

こんな人におすすめ

  • 海外のクライアントと取引がある人
  • 複数の通貨で請求書を発行したい人
  • 時間課金のビジネスをしている人(デザイナー、コンサルタントなど)

料金プラン

  • 無料プラン:月5顧客まで
  • スタンダード:月額1,440円(税込)
  • プロフェッショナル:月額2,880円(税込)

メリット

  • 160以上の通貨に対応
  • 複数言語で請求書を作成できる
  • 時間追跡機能があり、作業時間から自動で請求書を作成
  • オンライン決済にも対応

注意点・デメリット

  • 日本の会計ソフトとの連携がやや弱い
  • インターフェースが海外仕様で、慣れるまで時間がかかることも

5. e-メイサイプロ|電子帳簿保存法に完全対応

e-メイサイプロは、請求書の受取・管理に特化したツールです。2024年から本格化した電子帳簿保存法への対応が強みです。

こんな人におすすめ

  • 請求書を受け取る側としても使いたい人
  • 電子帳簿保存法に完全対応したい人
  • ある程度規模が大きくなってきた事業者

料金プラン

  • 無料プランなし(トライアルあり)
  • スタンダード:月額3,300円(税込)〜
  • プロフェッショナル:月額11,000円(税込)〜

メリット

  • 請求書の発行だけでなく、受取・管理もクラウド上で一元化
  • 電子帳簿保存法に完全対応
  • 主要な会計ソフトとの連携が充実
  • PDFの一括取り込みや変換機能が便利

注意点・デメリット

  • 無料プランがなく、最低でも月額3,300円かかる
  • 請求書作成がメインの人にはやや高機能すぎる

用途・タイプ別おすすめ

5つのツールを紹介しましたが、「結局どれを選べばいいの?」という方のために、タイプ別におすすめをまとめました。

とにかくコスパ重視なら → Misoca

月10件までなら完全無料で使えて、基本機能に制限がありません。個人事業主で請求件数が少ない方は、まずMisocaから始めるのがおすすめです。

会計業務全体を効率化したいなら → freee請求書

freee会計と組み合わせることで、請求書作成から確定申告まで一気通貫で管理できます。経理作業全体を効率化したい人に最適です。

チームで使うなら → ジョブカン見積/請求書

承認フローやステータス管理機能があり、複数人での運用に向いています。2〜3人以上のチームで請求書を管理するならジョブカンがおすすめです。

海外取引があるなら → Zoho Invoice

多通貨・多言語対応で、海外クライアントとの取引がスムーズです。時間課金のビジネスをしている方にも便利な機能が揃っています。

電子帳簿保存法対応を重視するなら → e-メイサイプロ

請求書の発行だけでなく受取・管理も一元化でき、電子帳簿保存法に完全対応しています。ある程度規模が大きくなってきた事業者におすすめです。

よくある質問・迷いポイントQ&A

Q1. 無料プランだけで十分使える?

A. 個人事業主で請求件数が少なければ十分です。MisocaやZoho Invoiceの無料プランは基本機能がしっかり使えます。ただし、郵送代行や自動送信などの便利機能は有料プランが必要な場合が多いです。

Q2. 会計ソフトとの連携は必須?

A. 必須ではありませんが、確定申告をする方は連携があると大幅に作業が楽になります。請求書のデータを手入力する手間が省けるため、時間短縮とミス防止につながります。

Q3. Excelからの移行は簡単?

A. どのツールもテンプレートが用意されているため、比較的簡単に移行できます。多くのツールでCSVインポート機能があり、既存の取引先データも一括で取り込めます。

Q4. スマホからでも請求書は作れる?

A. はい、ほとんどのツールがスマホアプリを提供しています。外出先や移動中でも請求書を作成・送付できるので便利です。ジョブカンやMisocaは特にスマホアプリの評価が高いです。

Q5. セキュリティは大丈夫?

A. 今回紹介したツールはすべて、クラウドサービスとして十分なセキュリティ対策を実施しています。データは暗号化されて保存され、定期的なバックアップも行われています。

Q6. 途中でツールを変更できる?

A. できます。多くのツールでデータのエクスポート機能があるため、別のツールへの移行も可能です。ただし、最初から自分に合ったツールを選ぶ方が手間は少ないです。

まとめ:結局どれを選ぶべきか

請求書・見積書作成ツールを選ぶ際は、自分のビジネススタイルと必要な機能をよく考えることが大切です。

タイプ別おすすめまとめ

  • 初めてツールを使う個人事業主 → Misoca(無料から始められて使いやすい)
  • 経理全般を効率化したい人 → freee請求書(会計ソフトとの連携が強力)
  • 2〜3人以上のチームで使う → ジョブカン見積/請求書(承認フローとステータス管理が便利)
  • 海外取引がある人 → Zoho Invoice(多通貨・多言語対応)
  • 電子帳簿保存法対応を重視 → e-メイサイプロ(請求書の受取・管理も一元化)

どのツールも無料トライアルや無料プランがあるので、まずは実際に使ってみて、自分に合うかどうかを確認するのがおすすめです。

請求書作成を効率化して、本業に集中できる環境を整えていきましょう。